温泉郷

道後温泉

「道後温泉本館」に代表される3000年の歴史を誇る名湯

朝6時、「刻太鼓」の音で道後の1日が始まる。明治27年改築の大屋根入母屋造り木造3階建ての堂々たる姿で、温泉街の中心に構える「道後温泉本館」。その一番上に据えられた「振鷺閣」から1日に3回打ち鳴らされる「刻太鼓」が、今も道後の時を刻む。 日本三大連立式平山城の1つ「松山城」の北東に湧く道後温泉は夏目漱石、正岡子規をはじめとする“明治文学ゆかりの地”。町のあちこちに句碑が建てられ、漱石の「坊っちゃん」の舞台としてはあまりにも有名。 「坊っちゃん列車」で訪れ、「道後温泉本館」のお湯に浸かり、湯上りに「坊っちゃん団子」をほおばる。漱石がトリコになった道後の風景が、当時と同じように出迎えてくれる。

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